海外でも法人フランチャイズ

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2022年 1月 8日 (土) セミナー&イベント, 調査報告 by nobu

海外でも法人フランチャイズ

コロナ第6波が始まろうとしてる今日。コロナ禍中、コロナ後の多角化や新規事業探索の一助となればと思い、法人フランチャイズのFC加盟開発の第一人者であり、日本発のマルチフランチャイジーとしての株式上場を果たした土屋晃より講演をさせていただきました。

日本の飲食、フランチャイズをずっと作ってきて、30年やってまいりましたので、こういう風なノウハウを海外に持って行って、海外で業務を拡げていこうということで、2010年から海外20か国、現在185店舗を海外で展開しています。

世界19カ国に日本のフランチャイズを紹介

世界を取り巻く環境ということでお話をさせていただきます。今回特にコロナによって皆さん方の生活環境も結構大きく変わったのではないかと思います。

物理的・精神的な人との距離感

“物理的・精神的な人との距離感”がコロナによって変わってしまったのではないかということや、ソーシャルディスタンスの確保ですね。この前にあるこれもそうですし、人と人が向き合うというか、繋がることに対する抵抗というものが、コロナによって大きく変わったと思います。
あと、“通勤が減少し、人がいなくなった”ということも書いております。これは実際私も東京のオフィスが日本橋にあるのですが、非常事態宣言等でオフィスに行く数が減りましたし、知り合いの大きな商社をやっている社長にいろいろお話を聞くと、大体今オフィスに来ている人の数は6割。4割の方々がテレワークをしているということでした。
「それでも実際に会社は回るんですか?」という質問をすると、「これが結構回るんだよ」という風に言っていまして、要するに「こういう風に今オフィスに人がいなくても、家で仕事をするようになっても、会社が回るようになった」と。ということもコロナの大きな変化なのかなと思っています。
その方が考えているのはオフィスの移転ですね。4割の人がオフィスにいないということになったので、大き過ぎるオフィスで高い家賃を払う必要がない。彼のオフィスは品川の港南口にあって、非常に大きなビルの2フロアでやられているのですが、「オフィスを移転する」と言っていました。
そういう風に考えると、例えば不動産業界やそういったもののニーズが非常に増えるのではないかとも考えられますし、週に2回しか東京に行かなくていいとなれば、狭くて家賃の高い東京に住む必要もなく、静岡に住んだり、長野に住んだり、週2日ぐらい東京に来るということも可能になるのではないかと思います。そうすると地方都市の不動産業界も非常に活性化していく。
何が言いたいかと言いますと、コロナで変わることによって新しく発展するビジネスもどんどん出てきますよね。私はあくまでもコロナ肯定派では全くありませんが、コロナで変わることによって発生するビジネスも結構あるということを皆さんにお伝えしたいなと思っています。

(つづく)

本内容は、2021年1月に開催されたFRAXでの講演録から抜粋しました。


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