【社長Blog】成功者の話を聞いただけでは成功できない!?

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2020年 5月 24日 (日) ニュース&プレスリリース, 社長ブログ by Akira Tsuchiya

Zoomをご存知だろうか? 
 
今やコロナのおかげで多くの人が知ることになったZoom。
元シスコシステムズのエンジニアがスピン・アウトして作った会社。

袁征(ユエン・ジェン)、Zoomの創業者だ。
 

彼の成功のスタートは日本にあった。

下記リンクにあるように、

 

『袁征は日本へ出張した際、たまたまマイクロソフトの創始者ビル・ゲイツ氏の講演を聴く機会があった。その時、ゲイツ氏が「情報の高速道路」という概念を説いていて、その言葉に啓発された。』
 

1994〜1995年、Windows 95 に代表されるT業界が大きく変わっていく時代にアメリカで働きたいと思った彼はその後8回も、アメリカからVisaを拒否されて入国できずに苦しんでいる。

 

彼の成功物語はさておき、当時私もこのビル・ゲイツの講演には出ていた。

 

写真にある私が大好きな、リチャード・ブランソンとの共演だ。

かたやITの貴公子、かたや超すぎるほどの自由人。
PCを自在に操り講演するビル・ゲイツに対して、ノート一冊だけ持って登壇したリチャード・ブランソン。

自分のアイディアを書き留めるノートを片手に「私のパーソナルパソコンです。」って言ってた。

今考えると、超軽いノートパソコンだわ!!

その時の講演控室での日本のマイクロソフトの社長の裏話がこうだった。

後に彼のブログに書いている。

 

「成功者の話を聞いただけでは成功できない」

 

「今日、俺たちの講演会を聞きに来ている人たち、何人いるの?3000人だって、バカだなあ、今日ここに来てる奴らは、成功なんてできるわけないよな。そうだよね。成功したいんだったら、俺たちの話を聴いている暇なんてないよね。俺だったら、会社に戻って今すぐ働くな」

そう言い合って笑っていた。 

 

どうだろう?

その聴講者の中にいた、袁征(ユエン・ジェン)は、創業9年で今や時価総額4兆円を超える企業の創業オーナーだ。

思うのは、講演でも、本を読んでも人から感化されるのは非常に良いことで、その後のアクションと、思いや意志の強さと、運が大事なんだろうと思う。

あの講演のあと、何人が彼らの話に触発されて、啓発されて、自分の夢に向かって動き出したのだろう。

往々にして、「いい話だったな」、で終わる人の多いことか。

そして日常の忙しさに忙殺されていく。

動かない人、動く人。

ここが1つ目の分岐点。

そしてその後の動き続ける原動力は、その感じたことを信じる力と、信じ続ける力と、強い意志。

自分の思う世界を信じて、その夢に向かい動き続けること。
片時も休まずに思い続けること。

体は休んでも、頭は考えてしまう、そんな気持ち。
この強い意志を持ち続けること。

ここが2つ目の分岐点。

当時の上司に言われたことは、経営者になりたいのだったら、なんでもビジネスの視点で捕らえろと。

なんで、そのビジネスが利益出るのか、数字で考えろと。
全く自分に関係のない業界であったとしても、その業界の収支を数字で捕らえろと。
寝ても冷めても考えろと。
視点を大事にしろと。

その後、その思考が興味になった。

海外に行ってはフリーペーパーの収益構造を考えてたり、航空会社のBEP(ブレイクイーブン)を考えたり。。。

強い意志と数字。


「片手に夢、片手にそろばん」

みたいな感じでしょうか。

※ かくいう私も、リチャード・ブランソンに憧れ、1995年に最初の創業、株式会社プライム・リンクを設立した。
残念ながら、当時はIT業界に興味がなく、違う業界でブランソンに憧れて自由を求めて会社設立。
当時の運や、周りの助けもあり、創業から約6年で株式を上場できました。

 

だから、今、コロナで世界の経済はズタボロになってるけど、ゼロからのスタートはどこも同じ。

大手に対抗できるチャンス。
規模が小さかったことが幸いすることもたくさんある。

 

周りと協力し、知恵と思考で明日を見て、肯定的に人と付き合い、明日を信じて生きていく。

 

人生を諦めるな。


人生は短い。

 

夢を身にまとい、自分の人生を生きよう!

 


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