想い(思い)は手法の上流にあり!

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2009年 10月 9日 (金) 社長ブログ by Akira Tsuchiya

私事ですが最近”走っている”!

ポジティブな思考は体力のある体から生まれる。

ジョギングやマラソンはまさしく自分の気持ち(心)との戦いだ。

今日はこれくらいでよいかと思いながら長い距離は絶対に走れない。

最初からこの距離を走ると心に決めないと途中で「ま~いっか。」

で終わってしまう。

自分との戦い。ビジネスに良く似ている。。。。

弱っているときは何もかも否定的に見てしまう。体力のあるときはポジティブになれる。

だから、ビジネスマンは体を鍛えるのだろうか?

実際に私の経営者友達の「花屋の社長」も「投資ファンドの代表者」も「IT系社長」も

皆、私より年上だがタフだ。トライアスロンを毎年やっている。

想い(思い)は手法の上流にあり。

気持ちが大事ということだ。手法はいくらでも考え出せる。その気になれば。。

ただし気持ちは自分しか変えられない。自分の気持ちは自分しか変えられない。

手法や戦略、戦術の前に、やる気というマインド面の醸成が必要ということだ。

「人生は心ひとつの置き処。」

天風やシェークスピアの言葉。

人生は心の置き方一つで如何様にでも変わる。

右に置くのか左におくのか?上か下か?

アウシュビッツの収容所の中で毎日毎日、知人友人が殺戮されていくという、

かって人類の作った状況の中で、希望を持つということにおいては間違いなく

最悪の環境を経験した ヴィクトール・フランクル。

著書を読めばわかるが、フランクルもまたこう言っている。

自分の気持ちは自分だけのもの。

自分がどう考えるか、ということはどんなドイツ軍の将校でも強制できない。

行動における強制、物理的な強制はできても、精神的強制は決してできない。

自分だけの自由。

考えるという自由、思うという自由。

アウシュビッツの環境の中で、常にこの「自由」を希望に、生き続けたフランクル。

すごいです!!

伊達公子が現役復帰した。すばらしい!!準優勝だったが拍手を送りたい。

12年ぶりの現役復帰。日本のテニスを元気にしたいと言う。

現役を引退してからテニスの底辺を広げるためにいろいろな活動をしてきた。

小さなこどものテニスのコーチ、講演、様々な活動だ。

わからないが、様々な草の根の活動よりも日本のテニス業界を

ショック療法で蘇生するには、

がんばれば12年たってもやれる!

それを立証して、伊達さんみたいになりたいという子供達を

たくさん作ることが重要だ、と認識したのかもしれない。

まさしく今回、それを証明した。

これも気持ちの問題だ。

その日のスポーツニュースでこのニュースを取り上げていた引退して

まだ2~3年のプロ野球のピッチャーと元Jリーガーの2名がこう言った。

「すごいですねー。体を作るのって時間かかるんですよ。

やめて3年ですけど僕にはできないですねー。」

気持ちの問題だ。

人間の思考する場所は頭だ、脳だ。気持ちは体のどこにあるのだろうか?

気持ちの問題というときに人は胸を指し示す。東洋的な考え方なのか。

脳とは違う何かがあると考えているのか?

脳学者で無いので詳しいことはわからないが、いずれにせよ、

「思考」とは何か違うところに「気持ち」があると考えたいようだ。

それが一番大事ということなのではないか。

 

アセンティア・ホールディングス
Assentia Holdings,Inc.

土屋 晃 Akira Tsuchiya


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