One Night Love !?

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2010年 9月 4日 (土) 社長ブログ by Akira Tsuchiya

久しぶりに業務で新宿に行きました。

街を歩いていると、ここまでやるか!というくらいの客引き、チラシ配り、キャッチ、

声を上げての集客合戦。小売店も飲食店も、我が店舗に是非と言わんばかりの集客合戦。

 

飲食業界に従事していた人間としては悲しい限りだ。

時給を支払いながら、チラシ配りさせての費用対効果は果たしてあるのか?

 

このような集客方法で集める施策は、One Night Love と同じ。

とりあえず、その場限りの売上を上げるための施策。

そこに知恵も知性も感じられない。

今日さえよければそれで良い。

 

人間は人格を築きあげるため、恋も必要、人を愛することも必要。

惚れて、振られて成長します。

 

企業も店舗も人と同じ。

惚れて、振られて成長します。

どんな顧客に惚れられていますか?どんな顧客に振られましたか?

 

誰にでも好かれよう、通りすがりの誰でもよい、では悲しすぎます。

店舗が泣いてませんか?

お店は育てるものなのです。

 

あなたの店舗はどんな人に好かれたいのか? これがすべてのスタート。

 

顧客属性や業態の切口は様々。

 

人であれば、男性、女性。 年齢層。。。。

飲食店舗であれば、洋食、和食、中華。。。。

これは今までの普通の切り口であり、カテゴライズです。

 

顧客マインドからでも属性は切れる。

なんとなく、寂しい時に良く店。元気になれる店。

元気なときに行く店。

 

今はそんな切り口のほうが斬新。

自分の店舗にご来店いただきたい顧客はどんな顧客か?どんなマインドの顧客か?

その人達へのアプローチはどうやって行うのか?

知恵を使って考えよう。

 

チラシ配り、ディスカウントクーポン、ネットクーポン、しか施策が無いとすれば寂しすぎます。

 

ドラッガー曰く、「すべての事業の目的は顧客の創造」であると。

 

顧客を創造するとはどういうことか?

知恵を絞って、頭を使って、誰に、何を、どのようにアプローチして、どう反応してもらい、

来店まで頂くか?

 

ターゲットごとの AMTUL をどう創り上げていくかを考えることだ。

 

誰でも良いからといって、狩猟のように 顧客を集める活動に長期的な戦略はない。

どんな店にしたいのか?どんな顧客に集まって欲しいのか?

 

長期的なビジョンがないと人は店に寄り付きません。

 

でも、わかります。わかります。

そんなこといっても今日の売上が。。。。

私も店舗経験があるのでよくわかります。

 

でも、今日の「飢えしのぎ」の延長線上に未来の安定はありません。

店舗の日々のオペレーションとは別にマーケティングする必要があるとおもいます。

 

戦略的販促マーケティング。   必要です。

(弊社でも指導しています。お気軽にお問い合わせください。)

 

アセンティア・ホールディングス
AssentiaHoldings,Inc.

http://assentia-hd.com

 


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