【社長ブログ】日本は世界2位のフランチャイズ大国??

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2015年 10月 23日 (金) ニュース&プレスリリース, 社長ブログ by Akira Tsuchiya

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フランチャイズのマーケット規模で世界1位の国はアメリカ。
では2位は?
なんと 日本。
でもその2位のグローバル度は、日本よりも順位の低い、韓国やカナダよりも低いと言わざるをえない。
何故か?
その回答は後に記述するとして、
アメリカが世界の経済を牛耳っているカテゴリーには共通点がある。
それは下記の三分野。
1,金融業界

ゴールドマン・サックス、モルガンスタンレー、ブラックストーン、ヘッジファンドの数々、etc。世界の基軸通貨は今も米ドルだ。

2,IT業界
ウィンドウズのマイクロソフト、Apple、グーグル、フェイスブック、etc
世界中で使用されるITのプラットフォームは、今もMade in USA
3,フランチャイズ業界
マクドナルド、サブウェイ、スターバックス、KFC、世界の売上トップ10のフランチャイズは殆どがアメリカスタート。
これらの業界の共通点は何か?

それはこれから日本が目指すべき視点。

「知識産業」であること。
 知識をお金に変えているということ。
フランチャイズはその典型だ。ノウハウをお金に変えていくということ。
世界第2位の日本のフランチャイズ業界が世界に広がっていない。

コンビニマーケットの大きさが国内では寄与するところも多いが、それでも世界2位のマーケット。そんな日本のフランチャイズ業界。

知識をお金に変えることに慣れていない。

形のあるものにはお金払うが、形のないものにはお金を払わない。

日本はその典型。
情報やノウハウにお金を払わないという文化がある。

知識をお金に変えていくことに慣れなければ世界では戦えない。

今や世界中にあるマクドナルド(世界で約4万店)。この法人企業の年間の加盟金とロイヤリティ−収入はなんと1兆3,000億円。

同じくKFCグループ 2,300億円(KFCグループで4万店)
これがフランチャイズ本部の魅力。

毎年ストック収入がこれだけ入ってくる。

日本のフランチャイズはもっともっと外に出て、外貨を稼ぎ、日本経済の復興に寄与するべきだと思う。

韓国もシンガポールも自国のフランチャイズビジネスを海外に売ろうと国をあげて躍起である。

日本のJETROに値する韓国のKOTRA、シンガポールのIEシンガポールも一緒に仕事しているが、本気で自国のFCを海外に展開しようとしている。
同様にタイも政府が発表した。支援すべきはフランチャイズだと。
知識をお金に変える価値、その内容を知っているからこそ本気になる。

日本のフランチャイズ業界はもっともっと、外へ外へ!

業界の支援団体などあてにせず、自社でどんどん外へ出ていこう!

日本のフランチャイズビジネスは世界を目指せ!


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