6月の海外視察ツアーはバンコク&シンガポール

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2016年 5月 20日 (金) ニュース&プレスリリース by nobu

『ズレた自画像をただす』

この衝撃的なタイトルは、今年2016年の正月元旦の日経新聞の社説の副題でした。
「新たな時代の「追いつき追い越せ」へ 」と題した社説で、新時代への日本のあり方について論じておりましたが、その冒頭部分で、「ズレた自画像をただす」と小見出しを付けて、以下の様に論じていました。

「大事なのは、おのれの姿を正確に知ることだ。~中略~思い描いている日本の自画像がズレているのではないかと考えられるからだ。こびりついている世界第2の経済大国の残像の修正からはじめる必要がある。~中略~

1人当たり名目国内総生産(GDP)の統計がある。それをみると、がくぜんとする。14年、日本は世界で27位に沈んでいるのだ。東アジアでは香港に抜かれ、4位になってしまった。その上にはシンガポール、ブルネイがランクしており、韓国がすぐ後の30位に迫ってきている。
1990年代半ばには3位を維持、90年代を通じてずっと10位以内だった。アジアではもちろんトップ。00年代に入ってから10番台になり、あっという間に20番台に転落した。
もちろんGDPがすべてではないが、もはや日本は世界の中位国でしかない。~後略~」

この社説を2016年新年のメールでご挨拶で引用したものの、私こそが『ズレた自画像』の所有者であることは言うまでもありません。過去の輝かしい日々に思いだしているだけでは前には進めません。
企業経営者こそが、顔を上げて周囲を見渡し、新たな一歩を踏み出さねばならないと思います。
アセンティアが、繰り返し「海外視察ツアー」のお誘いをするのも、
「インバウンドビジネス」のお誘いをするのも、この『ズレた自画像』を正すには自分自身で体験し感じることが必要だと思うのです。

日経2016元旦社説

ASEANはもはや新興国では無い

「土屋社長はASEANが良いというけれど、どこの国が私にとって良いのか?」
確かにASEANと一口に言っても初期の中心6カ国から広がり新興国まで10カ国体制になっている。それぞれに違う民族、違う文化、違う歴史を経て今日がある。どの国がBESTか?は容易な答えではありません。

かつて日本は、「アメリカを10年遅れで追いかけている」と言われてきました。
アメリカで流行した外食業態、小売業態は、数年すると日本に上陸し、ヒットしました。
特に日本の団塊世代(昭和22年生まれ~24年生まれ)の成長とともに、アメリカ文化が続々と流入した歴史でした。
スーパーマーケット、ファミリーレストラン、ショッピングセンター、アウトレットモール
生活スタイルもそうであるし、IT通販のような仮想商店街もアメリカのビジネスモデルの流入です。

アメリカの最新の動きを見ることで、日本で将来ヒットする業態を模倣により生み出すことができ、さらに日本流で改善を果たし普及させてきました。またアメリカのビジネスそのものも、外資規制緩和で次々に日本に上陸しました。
そして時代は変わり、ASEAN諸国(中韓は入らない)の中での日本の位置付けを、当時のアメリカにかぶせて見る風潮があります。
「タイは日本の10年遅れだ」「ベトナムは日本の20年前だ」といった表現です。
確かに、日本の1970年代~80年代が、アメリカやヨーロッパ文化(食文化含む)に憧れをいだき、次々と欧米文化、欧米ビジネスが上陸し広がったように、今のASEAN諸国は、日本に対して「憧れ」の感情をいだいてくれていて、日本から様々なものを学ぼうとしてくれています。

しかし、ASEANと一言でまとめてしまうのは乱暴です。ASEAN諸国はそれぞれに独立した歴史を持つ、独立した国であり、それをどのような尺度で見るべきなのでしょうか?

図表は、ASEAN主要6カ国の過去70年の簡単な歴史を図表化しました。各国のリーダーの在り様、民主化度合いが現在の社会や経済の状況に色濃く現れています。
そして、今の状況を判断する適切な指標が前述のGDPです。
そのGDPも、物価上昇や為替の変化、インフレ状況を加味して幾つかの表現の種類がありますが、色々見てみて一番しっくり来るのが、「一人当たり購買力平価GDP」でした。
一人当たり名目GDPや実質GDPに為替と物価を加味した比較であり、日本は世界の30位で、アジアでは台湾にも抜かされ6位であります。
アジアやASEANは新興国どころが、日本と肩を並べる同類の国なのです。

一人当たり購買力平価GDPランキング(アジア)

世界順位 名称 単位: USドル
3   マカオ 98,135.02
4   シンガポール 85,253.24
5   ブルネイ 79,586.96
11   香港 56,700.77
21   台湾 46,783.00
30   日本 38,054.20
31   韓国 36,511.00
48   マレーシア 26,314.80
78   タイ 16,097.35
84   モルディブ 14,922.76
87   中国 14,107.43
94   モンゴル 12,146.64
102   インドネシア 11,125.92
105   スリランカ 10,566.19
115   ブータン 8,200.67
121   フィリピン 7,254.20
125   インド 6,161.62
128   ベトナム 6,024.35
129   東ティモール 5,628.48
130   ミャンマー 5,468.76
131   ラオス 5,309.41
135   パキスタン 5,000.01
142   バングラデシュ 3,606.65
143   カンボジア 3,487.46
160   ネパール 2,465.23

なお、この「一人当たり」というのが曲者で、農民も漁民も全てひっくるめての一人当たりです。
日本のように一次産業従事者が少数派になりほぼ全国民が都市部に住んでいる場合は、GDP算出の貨幣経済の中にどっぷり全国民が入っているので一人当たりを計算する価値がありますが、ベトナムのように都市部には全国民の3割しか住んでいないという場合、大多数の国民の暮らしは農業による自給部分が多く貨幣経済で図るのには無理がある可能性があります。

そこで都市部に属する国民のみを対象に購買力平価GDPを一人当たり計算するとどうなるのか?を算出したのがこのグラフです。
実はこれが結構しっくり来るのです。
少なくとも日本よりも経済規模の小さい国々を見るのには、非常にイメージが付くのではないでしょうか?

 

ズレた自画像をただす ASEAN視察ツアー バンコク&シンガポール開催します。

この機会に是非ご参加ください。

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ASEAN視察ツアー バンコク&シンガポール

開催日程:2016年6月23日(木)~27日(月)現地バンコク集合、現地シンガポール解散

集合:夜 ご宿泊ホテルで顔合わせ

バンコクのモール視察、Nail it!tOKYO視察、繁盛店舗視察、タイ人マーケットを視察(タイ人で賑わう日本食店視察、タイ進出企業現地幹部との会談)

シンガポールの出店可能立地をモール中心に視察、地元相手に賑わう飲食店視察

タイもシンガポールも現地会計事務所で税制・会社法のレクチャー

解散:最終日17:00予定

参加費用:BP非会員様1名72,400円(航空券・宿泊費・食事代は別途かかります)

(参考自己負担旅費 往復6万円、アセアン移動1万円、1泊1万円)

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