アップルとハーレー!?

このエントリーをはてなブックマークに追加 Check

2009年 10月 26日 (月) 社長ブログ by Akira Tsuchiya

マックはマックでもappleのマック。

15年前、PCはappleを使っていた。(1年間だけだったが。)

会社全体がパソコンはappleだった。

デザイン会社でもないのに変わったコンサルティング会社だった。

それから13年間、PCはウィンドウズを使っている。

2か月前に久しぶりにapple製品である、iphoneを買った。

appleには独特のアイデンティティーがある。

性能的に、機能的に他PCよりも勝っているかと言うとそうではない。

15年前のマックは「爆弾」が出て再起動の連続、大変だった。

ウィンドウズに比べて使えたものではなかった。

snow reopardでもそうだ。データ消失問題が結構おきている。

最近買ったiphoneもメールが文字化けして大変だった。

本来であれば不良品だ。

メールの文字化けを直すまでクレームをつけるのが本来の姿かもしれない。

製品としての最低限の機能を保証しろ!と言うだろう。

ただmac愛好者は違う。すべて想定済みでmacを買っている。

顧客がmacの大フアンであり愛好者だ。

こいった会社や製品は強い。

顧客は機能を買うのではなく、ポリシーや魂を買っている。

macの売っている本当の商品は、持つ所有欲であり、魂であり、夢だ。

そう。スティーブ・ジョブスの夢。

ハーレーダビットソン(バイクメーカー)も同じだ。

ハーレーの愛好家は性能や機能でバイクを買わない。

世界的なバイクメーカー、ホンダもヤマハも先進国における

出荷台数で青色吐息のこの時期に、ハーレーの業績は堅調だ。

性能や機能、価格においてもアドバンテージのない企業や製品が

なぜ人に受け入れられるのか?

製品や、機能を「モノ」としてみるか、「コト」としてみるかの違いだ。

「モノ」から生まれるもの。

それは価格のみに行きつく。

「コト」から生まれるもの。

所有するシーンであり、こだわり、よろこびや付加価値に行きつく。

「モノより想い出」。少し前の日産CMのキャッチフレーズ。

日産のCMの最終チェックはいつもカルロス・ゴーン氏、自らが手がける。

時代が何を求めているのか、トップが分かっているからこうのようなCMになる。

マスターカードのCMもそうだった。お金に代えられないもの、

priceless。

すべて人が創り出すソフトだ。

Think Different から Feel Different へ。

あなたの会社はどっち?

Feel Different!

明日が動き出します。

 

 

アセンティア・ホールディングス
土屋 晃

Assentia Holdings,Inc.
Akira Tsuchiya


タグ: 

コメントは受け付けていません。


Go Top