台湾ケンさん

革命は外からの力

今に始まったことではありませんが、

外食産業の新業態を作り上げるのは、

往々にして外食業界の人間では無かったりしています。

(外食に限らず、業界の新潮流は、対外「素人」「未経験」からはじまるものかもしれません)

 

 

考えてみれば、私どもの外食とのかかわりの最初のサンマルクも、

片山社長は子どものころから得意であった「将棋」がプロ並みであって、外食はド素人でした。

ただ「顧客満足」にフォーカスし、将棋的に理路整然と顧客満足の世界での「勝ち筋」を見出して作り上げたのがサンマルクであり、サンマルクカフェなのだと思えます。

 

 

外食でブレイクした牛角の西山社長も、もともと不動産管理業でした。

不動産屋の目線で、同じ地区で、表通りと一本入った所では、坪家賃が倍ほど違う・・・

同じような環境の場所でも住んでいる人の家族構成はずいぶん違う・・・

という不動産屋目線で外食を考えて考案されたのが、牛角の基礎モデルであったと思います。

 

 

その当時は、外食は外食産業になる直前の黎明期。

その後訪れる外食全盛の時代、デフレの時代、そして今。。。。

新しい概念を作り出すのは、その業界にどっぷり浸かった頭よりも、外部刺激のほうが良いのではないか?とつくづく思います。

 

 

そんな中で、超異色の外食参入者をご紹介したいと思います。

 

クルマ業界 車検のコバック

クルマ業界 車検のコバックです。

実は1年半前の日経フランチャイズショーで、

アセンティア・ホールディングスのブースに立ち寄られ、

「車ビジネスでの海外展開を考えたい」

とご相談があったのがきっかけで、お付き合いが始まりました。

 

車検のコバックは既に全国に500店舗を有する日本最大の格安車検のチェーン。

 

世界のモータリゼーションの中で、クルマの整備の部分で世界戦略を・・・ということでの仕事のスタートでした。

 

 

そんな中、「実は・・・」と案内されましたのが、

豊田市で30年以上行列を続ける 超・繁盛店の台湾ラーメンの「味珍」

 

実はこの店の経営を、創業者から引き継いだのだというのです。

 

名古屋地区には、戦後、

「台湾ラーメン」という業態が相次いで出来た歴史があります。

名古屋の「味仙」という中華屋が台湾ラーメンという名前で、

唐辛子とニンニクの効いた辛いラーメンを出し始め、それがヒットし、豊田の「味珍」の創業者も「味仙」で修業をしたうえで独立を果たした組。

「味仙」は東京神田にも2店舗出店しており、今ではファミリーマートのカップ麺にも名前を連ねています。

 

味珍創業者の高齢化もあり、店をどうするか?の際に、

長年常連で通っていたコバックの小林社長に、味珍オーナーから事業承継の相談があったというのです。

 

About コバック

コバックに話を戻します。

コバックは、車検で一世を風靡した会社です。

 

  • それまで3日はかかっていた車検を、1日で終わらせ(→生産性向上、IE手法)
  • それまでは価格不明瞭で「言い値」を支払わざるを得なかった利用者に「定価」を示し(→顧客志向)
  • ロゴやアイコン等の広告手法を駆使し、爆発的な集客力で、消費者を取り込み、
  • また同業者=プロ向けのフランチャイズを広げた会社です。

 

コバックの現小林社長は、親父が創業した小林モータースに24歳で入社し、

生産性向上手法と

顧客志向と

広告宣伝手法で、

一気に業界を席巻した経歴を持ちます。

 

台湾ケンさんの誕生

そんな小林社長が、

創業30年の地元の名店「味珍」をただ引き継ぐわけもなく、

・生産性向上

・顧客志向

・広告宣伝

で、店にプラスαを加え、

長年愛される味を生かしながら、現代風に調整し、生産性向上と顧客志向の店づくりに徹した店が登場したのが、

名付けて

「台湾ケンさん」

なのです。

その完成度に、正直驚きました。

 

外食コンサルタント風に、分析的に表現すると

  • 専門性 台湾ラーメン、台湾中華という専門性
  • 常習性 唐辛子のカプサイシンやニンニクの持つ常習性
  • 日常食 ラーメン主体でないので、毎日来れる飽きの来ないメニュー構成
  • 簡易オペレーション 勿論職人ZERO

というキーワードになる業態に仕上がっています。

 

「専門性」あるメニューで客を引き付け

「常習性」で虜にして

毎日通える「日常食」メニュー化をして

それでいて、スタッフの動きの軽い「オペレーション」だということです。

 

台湾ケンさん

実際に店を見てみましょう。

 

看板には、「台湾 ケンさん」と、台湾と大きく描かれています。

台湾という特殊性

皆さん、「台湾」という言葉にどんなイメージを持つでしょうか?

料理については、かなりポジティブなイメージではないでしょうか?

実際に、

平成28年10月に発表された中央調査社(時事通信系)の調査によると

アジアで最も親しみを感じる国のトップが台湾(59.1%)であり、

台湾に対してのイメージは、「親日的」「料理がおいしい」というものです。

 

台湾ラーメンが名古屋で有名で、「ナゴヤめし」の一翼を担っているわけですが、この「台湾ケンさん」の特徴は

台湾ラーメンだけでなく、台湾ラーメンを核とした台湾中華の、非常に効率の良いメニュー構成なのです。

 

 

中華は日常食

ドラマ「渡る世間は・・・」の舞台も幸楽という中華料理屋。そこには夜な夜な近所の人が晩御飯を食べに集まります。

実は中華は日常食の夕食ニーズに非常にマッチする業態なのです。

しかし近年、町の中華料理屋はめっきり減少。

そのマーケットが台湾ケンさんのマーケットです。

 

日常食中華の利用方法なので、夜の客層はじつに多彩。

家族で食事をする人の横で会社の仲間8名の宴会があり、学生一人の客もいるという、非常に幅広い客層に利用されるお店になっています。

それは、店の力ではなく、「日常食中華」の力です。

 

高速回転のランチ 台湾カレー

 

台湾カレーというメニューがあります。

台湾ラーメンにつきものの、味付けした「ミンチ」と台湾ラーメンのようなニンニクとニラのトッピングを施すカレーライスです。

台湾ラーメン、台湾まぜそば、そして台湾ラーメン これらがランチの高回転を生むメニューミックスです。

 

 

 

狭域高密度出店

これは是非豊田市にお越しいただきたいと思います。

豊田市駅は乗降客30,800人(近隣の新豊田駅は15000人)の良くある駅ですが、その駅前に1店舗「台湾ケンさん」があり、同じ道路の220m先にバル業態の「台湾ケンタ」があり、さらに駅前にできる商業施設内出店も計画中です。

 

狭い範囲に類似業態を複数出せるというのも、強い魅力になろうかと思います。

 

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